2015年3月18日水曜日

失敗から学ぶこと

今日はお天気が心配されましたが、無事、練習ができました。
現在、火、木、土、日が全員練習。それ以外は三年生以下がお休み期間です。
この期間にどれだけ四年生以上が成長できるでしょうか。

今回は雑談が長めなので、先に今日の監督の言葉
「練習は試合で結果を残すためにする」
「悪い癖について助言を受けたらきちんと直す」
「一球一球を考えて自分で調整していく」
「指導を受けたら実行する」
「お互いに悪い所を注意しあう」

さて、それでは表題の雑談に移ります。興味のある方だけご覧ください。

「失敗」は誰にでも・・・、プロ野球や大リーグの選手にも起こることです。
問題はその後。「失敗」後にどう動くか・・・ではないでしょうか。
「失敗」したのは何故か。
「失敗」した後どうするべきなのか。
「失敗」した結果どうなったか。
「失敗」しないためにはどうしたらよいのか。
これらを全て一度に考えるというのはなかなか難しいことです。
しかし、「失敗」について何も考えないというのは、また同じ「失敗」を繰り返してしまうことになりかねません。
自分が思わぬ「失敗」すると、少なからず精神に影響があることでしょう。動揺、混乱、そして思考停止。そんな精神状態で次のことを即座に考えて(瞬間的に判断して)、動くなんて大人でも難しいことではないでしょうか。
そのため「思わぬ失敗」ではなく、「考えられる失敗」にしておく必要があると思います。
そして、これら「失敗」について冷静な目で見て、落ち着いて考えることができるのは・・・(性格が悪い考え方ではあると前置きして・・・)、他人の「失敗」を見た時のような気がするのです。
プロ野球や大リーグ等の上手な選手たちを見てその技術を学ぶことは行動の選択肢を増やすために勿論、大切です。
しかし、周りの人たちの「失敗」は自分の身の上にも起こる可能性があること。身近な「失敗」の対処法についても、動き方を知っておいた方が良いのではないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・と、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団団員たちの失策後の動きを見ていて思うのです。
人に指示されてから動き始めるより、自分で考えて体を動かす方が確実に早いでしょう。
そして、「失敗」後の動き方を自分で知っていれば、自分以外のチームメイトたちにも早く指示を出せるようにもなると思います。
「失敗」後の動き方を知らない状態で「声を出して(他の人間に次の行動を)指示しろ」と言われてもできない気がします。
そして、チームメイトの「失敗」を自分には関係ない他人事として見逃したり、助言や指示もせずにただ笑っているだけだと、そのチームメイトも成長しない・・・つまり、チームも成長できないということになってしまいますね。
いろいろ損です。
自分だけではく周りの「失敗」の放置も良いことなど何もありません。

不注意による軽率な失敗のことを「凡ミス」と言いますが、「凡」はごく普通でありふれているという意味でもあります。
そんな誰にでも起こる「凡ミス」を少しでも減らすために、練習時間のさまざまな「失敗」から多くのことを学んでくださいね。

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