2015年5月7日木曜日

目を開けてみる夢

いよいよ「第29回全日本・第17回西日本大会(県予選)」が明後日となりました。
頑張っている団員たちの姿を見ていると、我々保護者たちも良い夢を見せてもらっているとつくづく思います。
彼らの夢を最後まで笑顔で見守れたら最高ですね。

今日の監督の言葉
「全力で追いかける」
「アンダートスは丁寧に」
「タッチアップは状況を見極めてボールから目を離さない」
「偽投(投げるフリ)の判断を素早くする」
「自分のするべきことを理解する」

素早い状況判断は、ルールを理解することが一番大切ですね。
しかし、ルールは覚えていても、緊張して頭が真っ白になってしまうこともあります。
その状況では当然のごとく頭が動くはずがありません。せっかく今まで頑張ってきた練習も十分いかしきれないことでしょう。
それでは勿体無いです。
自分なりに緊張したときに頭と身体を動かせる方法を探して見ましょう。

以下は個人的な緊張のほぐし方です。


歌を口ずさむとリラックスしやすいのですが、高校野球やプロ野球のようにブラスバンド演奏もない中でそれはハードルが高いでしょう。
ノリの良い応援歌を大きな声で皆揃って歌えれば良いのですが、攻撃中ならともかく、守備についているとそれもなかなか難しいと思います。
緊張すると声はなかなか大きくは出せませんからね。
小さな声しか出せない状態で、短時間のうちに緊張をほぐす有効な手立て。深呼吸が一般的ですが緊張するとそれが緊張を促してしまうと経験者は語らせていただきます。
自分がやって一番効果的だったのは、笑うことでした。
あくまで、個人の経験談なので万人に効果的かは自信がありませんと一応の予防線を張っておきます。
何でもちょっとだけ笑うと全身の力がほどよく抜けるらしいのです。大笑いはいけません。逆に集中できなくなりますから。
他のチームでも、指導者たちが試合中にも関わらず、選手に「笑え!」と声をかけているのを見たことありませんか?
他にもプロ野球選手が試合前や試合中に中継カメラに向かってちょっとおどけたポーズをとったりするのもそのような意図があるかもしれませんね。
しかし、なかなか周りがピリピリしているような状況では笑えるはずがありません。
そんな時は打席に立つ時、守備について誰も周りにいない時、ぱっと思いつく程度の流行の一発ギャグやダジャレをこっそりつぶやいてみましょう。
面白くても、くだらなくても、そこそこの効果があります。
面白ければ、全身の筋肉の緊張がほぐれ、肩の力も抜けますし、くだらなければ(足を中心に)全身の力が一気に抜けます。
注意点としては考えすぎないことでしょうか。笑うために考えすぎて集中できなければ意味がないと思います。
自信の経験談を語らせていただくなら、「(なんとなく思いついて)ふとんがふっとんだ」→「試合中に何考えてるんだ私は・・・(セルフ突っ込み)」→「あれ?いつもより頭がすっきり?」→「一試合でダブルプレイを二回する」というような嘘みたいな本当の話がありました。
勿論、毎回こんなことを考えて試合をしていたわけではありませんが、応援していた保護者がちょっと笑えるようなことを言った時も肩の力が抜けたなぁと今になって思います。

昨年三月に全国大会に出場するというのにバスの中で大笑いをしたり、大きな声で歌ったりして移動した結果・・・、見事に三勝してベスト8でした。
これも嘘みたいな本当の話であることは、その当事者たちは覚えているのではないでしょうか。

力を抜くのと手を抜くのでは勿論意味が違いますが、厳しい中にもちょっぴり笑いのスパイスを。
但し、こっそりと。
イライラしている時に笑っている人を見るとイライラが増す人も世の中には多いので。
周りに注意されない程度にお願いしますね。

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