2015年6月7日日曜日

値千金な遠征試合

広瀬北ソフトボールスポーツ少年団は宮崎市内のスポーツ少年団です。
宮崎市には多くのソフトボール小学生チームがあるため、練習試合もほとんど宮崎市内ですることが多いのですが・・・、本日6月7日は日向市立日知屋東小学校にて練習試合を行ってきました。
例によって、東九州自動車道を利用して・・・。
そんなあらゆる意味で稀少価値のある練習試合の結果をどうぞ!

【一試合目】
●ウイングス 0-7 ○広瀬北

2本のHRでガッツリ取った五回裏より、コツコツと重ねた二回裏、四回裏の方が堅実で理想的な点数の取り方でした。
まずは二回裏。先頭打者がレフトへヒット。そして、次打者がセカンドへのプッシュバントで互いに生き、次々打者が綺麗な送りバントを決めて最後にしっかりセカンド方向へ。
そして、四回裏は先頭打者が四球で出塁、次打者がセンターへ安打、次々打者が見事に送りバントを決めて、最後にセカンドへの叩き付け。
どちらも送りバントとセカンド方向という共通点がありました。監督の教えどおりです。
守備は少しの乱れがありましたが、投手は9奪三振(スリーバント失敗含む)でした。
見所は、二回表。失策後の打者がセカンド方向に打ちましたが、二塁手は慌てずに自分で二塁を踏むフォースプレイ。悪くなりそうな流れを切る良いプレイでした。

【二試合目】
●細島 0-10 ○広瀬北

守備は見事にノーヒットノーランでした。投手は(多分)9奪三振。この試合、少し所用で場を外していたので・・・。
初回に先頭打者がセンター方向に痛烈な当たりを放ったのですが、センターが難しい打球を見事にキャッチ!ワンバウンドになってもおかしくない打球でした。これで流れを渡さずにすんだと思います。
攻撃は一回裏に相手の隙を突く走塁が二度出ました。特に一、三塁の場面で一塁走者が盗塁→捕手が投手、投手が二塁手へ送球し、二塁手が落球した隙を突いてホームを狙った三塁走者の走りは素晴らしかったです。

【三試合目】
○広瀬北 14X-0 東ライオンズ

守備はまたもノーヒットノーランです。投手は6奪三振。
攻撃は三回表に素晴らしい走塁がありました。
ツーアウトから四球で出塁した七番打者が盗塁を決め、続く次打者が放ったライトへの高いフライ気味の打球を迷わず走り、ホームへ生還。
「ツーアウトでの外野への打球は二塁走者は迷わずホームを狙う!」という基本を抑えた迷いのない走りでした。

【四試合目】
○広瀬北 2-1 ●ウイングス

点数は奪われましたが、1安打で抑えています。
そして、2点とってはいるのですが、実はこちらは2安打です。ソフトボールの不思議。
二回表に死球で出塁した走者の迷いがない走塁が良かったと思います。
この試合は守備がそれぞれ魅せてくれました。
まずは四回裏。ファーストは普段から目立たないファインプレイが多いのですが、今回は目立ったファインプレイでした。悪送球を横っ飛びに近い形でキャッチ。それも足がファーストベースに引っかけるようにし、ギリギリまで離れないようにしてアウトにしました。
同じく四回裏にセンター前に落ちるかと思われたボールをセカンドがキャッチ。難しい当たりだったのですが、どこか余裕すら感じるプレイでした。
そして最終回のショートライナー。そして、そのまま飛び出していた一塁走者をファーストがベースから少しずれたところでボールを受け取り、タッチ。
投手は7奪三振でしたが、そのうち振り逃げになりかけたのが三つでした。

【五試合目】
○ 広瀬北 11-1 ●高千穂

五回表に打線が爆発しました。
先頭打者のHRから始まったこの回は久し振りに一番から三番までの連続クリーンヒットを見ることができました。そして、そこから四番のHR。
広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の真骨頂が発揮された気がします。
守備は投手が9奪三振でしたが、四回裏にちょっと勿体無いプレイがあり、それが相手の得点に繋がるきっかけになってしまいました。
塁を空けてはいけません。これが基本です。内野だけではなく、外野もそれを意識してくださいね。

日向市まで行って、五試合もすることができました。早起きして長時間ドライブをした甲斐があったというものですね。
普段は対戦することが少ないチームばかりで、お互いに勉強になったと思います。
そして、今回の試合は結果として勝利していますが、決定的に広瀬北ソフトボールスポーツ少年団が負けていたものがあると感じました。
それは、声です。
今回、ドリームチーム(別名:ちびっこ軍団)がいなかったためか、攻撃中の応援すら声が小さく思えました。
一人や二人が頑張ったところで、まとまらなければ大きな力にはなりません。
保護者の声ではなく、自分たちがそれぞれの意思で声を出して雰囲気作りしないと、やる気は上がらないものです。
どこのチームの試合なのか、誰が頑張らなければいけないのかを考えてください。
その辺りを意識できるようになればチームの結束が固まり、今よりさらに強くなれると思います。

今日の監督の言葉
「きっちりセンターに返す」
「速い球、遅い球に対する始動を考える」
「ボール球は振らない」
「守備、バッティング、走塁をもっと強化する」
「元気を出す」
「調子が上がってきているが、有頂天にならず気を引き締める」

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