2015年9月5日土曜日

百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)

百錬、鋼を成すとも読みます。
心と体を何度も鍛えることによって、初めて立派な人物になることができるということ。または、意志などがものすごく強いことを表す四字熟語です。
「百錬」が何度も繰り返し鍛えて良くすること。「成鋼」は鋼(はがね)に成ること。良い鋼を作り出すのは何度も叩いて鍛えなければならないのはご存知かと思います。
それを人間に当てはめた言葉です。

さて、今日は午前中から練習でした。
そして、一通り練習した後、午後から本日のメインイベント(?)六年生(+三年生1人)VS五年生以下団員による紅白戦、再び!※前回は8月26日
今度は観ることができました。
その結果を・・・残すか迷いましたが今後のために記録します。
五年生以下の保護者視点としての感想です。
〔第一戦〕
○六年生(+三年生) 8-1 ●五年生以下

一点取りました!
まだまだ課題は多いのですが、それでも前回は点数が取れなかったと聞いています。
進歩しました!
初回のHRは仕方ないです。
しかし、それ以後の点数は防げたかもしれないというのが観戦しての感想でした。
守備での四球、失策等が点数に繋がっています。
それを見逃さない六年生たちを褒めるべきか。容赦ないと思うべきか。
見所は、二回表。ショートがライナーをしっかり捕り、飛び出していた三塁走者もアウトにしてダブルプレー!ただ、この場合のアピールプレーは送球の捕球時にちゃんとベースを踏んでいれば走者にタッチはいりません。
三回裏は六年生チームを無失点に抑えています。
四回裏、ショートがヒット性の当たりをノーバウンドキャッチ!
五回裏、1アウト一、二塁の場面でピッチャーが捕球し、慌てずサードに投げてフォースアウト(封殺)。
それ以外でも内野も外野もそれぞれ良いプレイはありました。
攻撃はなかなか打てなかったのですが、最終回に一矢報いました。
先頭打者がセンターへの安打で出塁→盗塁→次打者がライトゴロで走者を進め→2アウトで回ってきた打者がセンター前へ。
多少の手心があったとはいえ、六年生たちもいろいろと課題が見つかったかもしれませんね。

〔第二戦〕
○六年生(+三年生) 17X-0 ●五年生以下

点数差はかなりありますが、滅多打ちだったかと言えば実はそうでもなかったりします。
四球、失策等が減れば三回表の攻撃はともかく、五回表の攻撃は防げていたかもしれません。
そこを見逃してくれない六年生たちを(以下略)。
本当に出塁してからが怖いチームだということを、自チームに教えてくれました。
見所もちゃんとあります!
二回表、六年生チームを無失点に抑えています。
三回表、1アウト満塁の場面で、サードがバックホームしてフォースアウトを取りました。
四回表、ショートが落ち着いてライナーを捕球しています。
基本的に、フライは内野も外野も捕球できています。
課題はまだまだ多いですが、今後、練習次第でなんとかなる部分については頑張りましょう!

両チームに言えたことは、「上げたらアカン」ということです。
どちらともフライはかなりの確率でアウトでした。

そして、個人的に凄く気になったところ。
練習試合と違って、試合を盛り上げる応援がないのは仕方がないとは思うのですが・・・、塁審からボールをもらった時のお礼。
死球を投げてしまった時の相手選手へのお詫び。
五年生以下チーム側にはなかったように思えます。
確かに身内同士の試合ではあるのですが、この部分を練習で覚えておかないと、本番でもできない気がしました。
Aクラスで試合経験がある団員たちが教えないと、試合経験が少ない団員は気付けません。
先輩たちが守ってきた礼儀も引き継げるようにしましょうね。

今日の監督の言葉(主に五年生以下へ)
「声と元気を出す」
「動きを確認する」
「見ていないから分からない」
「覚えていないと何が悪いかも理解できない」
「日頃からきちんと見ていれば、もっと違うはず。考えて行動する」
「言われたから動き出していては間に合わない」
「一生懸命やることが大事」
「人と比較して、自分の欠点を意識すること」
「同じ事を言われているうちは上達しない」

今の五年生以下チームは現在の六年生チームと特色が全く違います。
自分たちの短所を見ることも大事ですが、同時に長所を知ることも同じくらい大切です。
そして、六年生と同じ事をしているうちは六年生には勝てません。手の内が読まれやすい上、相手は経験もあるのですから。
作戦は相手にバレてしまっては失敗するのは当然ですね。
加えて、六年生たちと五年生以下の最大の違いは「集中力」だと思います。
公式戦七回90分試合は、体力だけではできません。試合中にずっと途切れない集中力も必要です。
ボールに対する集中力は流石に六年生たちは見事でした。
派手なプレイも堅実なプレイもアウトカウントに違いはありません。
外野前の安打も、バントヒットも同じ1安打です。
まずは自分たちにできることを集中してやってみてくださいね。

尚、今日の記録は五年生以下の団員たちに自信を失わせるためのものではありません。
自分たちの現状の把握、理解をしてもらう意味だと思ってください。
そして、恐らく今年の卒団式でも紅白戦が行われると思います。
六年生チームに大きく成長、進化した自分たちを見せてあげましょう!

「第9回全日本・第26回全九州小学生選抜春季ソフトボール大会(市予選会)」はいよいよ明日です。
場所はずっと工事中だった施設も完成したという「大淀川公園運動施設田吉コート」。
現時点で雨音が聞こえているという不安感がたっぷりな状況ではありますが・・・。
それでもあえて言いましょう。
相手は同じ五年生以下!
恐れることはない!
さあ、行きましょう!!

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