2015年10月5日月曜日

秋晴れの下

昨日は、あちこちで花火が聞こえた「大淀川公園運動施設田吉コート」。
近くで運動会が行われたのでしょう。
良い天気で良かったと思います。
さて、そんな秋の雰囲気を感じながら行われた「第68回市民体育大会ソフトボール小学生の部(Bクラス)」。
広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の結果をどうぞ!

〔一試合目〕

●広瀬 4-5 ○広瀬北

初めて完投した四年生投手。一回表先頭打者は打ち取っていましたし、四回は野手選択。堂々としたノーヒッターです。(点数が入っているのでノーヒットノーランではありません)
四球が多い印象でしたが、それは三回表に3人と集中してしまったためだと思われます。
驚きの11奪三振(振り逃げ失敗含む)、4四球。ワイルドなピッチングと、パスするようなボールが減れば、もっと良い成績になると思います。
一回表。ファーストがゴロ捕球をしましたが、ランナーがするりと避けてノータッチ判断。個人的に近くにいるとはいえ逃げる人間よりは、逃げないベースに全力ダッシュの方が確実だと思います。
足に自信があるなら華麗に半回転してランナーと駆けっこ勝負をする方が楽ですよ。(足に自信がなくても追いかけるよりその方が個人的にも楽でした)
三回表。三盗の阻止。捕手、内野手たちが挟んで見事にアウトにしました。挟んで逃がさないのはなかなか難しいのですが、頑張りました。
後はベースカバー、ボールカバーの役割をきっちりこなせるように練習するだけですね。慣れない守備だとなかなか難しいですが、基本は空いている部分を塞ぐだけなので、常に周りを見る余裕があると良いと思います。
四回表、失敗も成功も含めてセカンドの舞台でした。四球で出塁した先頭打者を封殺(フォースアウト)でセカンドとショートが連携。ファーストには間に合いませんでしたが、動きが良かったです。
そのまま出塁したランナーが三塁まで進むと、1アウトなので前進守備。そこで、打者は右方向、セカンドに打ちました。確実に点数を取るときの基本です。そこでセカンドははじいてしまい、バックホームには間に合わず、ファーストに。その判断は間違っていませんが、「まずは捕球」をしっかりやっていたらバックも間に合ったと思います。
二回表、五回表、三者三振です。
攻撃では、時折サインミスがあったようです。サインの事前確認はしているのですが、緊張すると頭から飛んでしまうのでしょうね。
一回裏、ノーアウト満塁。当然ながら現われる四番打者。最高の舞台の中、彼はしっかり期待に応えてくれました。綺麗な当たりで走者を2人還してくれました。
四回裏、ツーアウト満塁で点数につなげられなかったのは惜しかったです。
五回裏、センターへ弾き返した打者が先頭打者が三塁まで行きましたが、惜しくも生還できず。
しかし、四球出塁した次打者が盗塁→次々打者がバントを決め・・・その後に一点を取り試合終了!
まずは一勝!

〔二試合目〕

○小戸第二RS 9-7 ●広瀬北

お互いに色々勉強になった試合だったと思います。
ピンチもチャンスもありました。
一回表、サードへの難しい当たりを綺麗にアウトにしました。しかしその後、ツーアウト満塁のピンチを迎えたピッチャー。見事に後の打者を三振に打ち取ってくれました。
二回表、失策で出塁した走者をサード、セカンドの流れで封殺(フォースアウト)にしました。投げたサードも、ベースに入ったセカンドも判断が良かったです。
四回表、ノーアウト走者三塁の大ピンチに三振、セカンドフライ、ショートゴロと打ち取っています。
五回表は失策が続いてしまいましたが、良いプレイもありました。特に三年生センターが難しいライナー性の当たりをノーバウンドで捕球したところが凄かったです。
続いて攻撃。
一回裏、バントヒットで出塁した走者→盗塁→送りバントで確実に三塁に進め、先制点を取ることができました。
三回裏、点数にはなりませんでしたが一番打者が素晴らしいバントを決めてくれました。
一点差のまま迎えた四回裏。ノーアウト満塁から皆頑張りました。前進守備の緊張もお互いある中で、二点を返し、ワンアウト満塁からこの試合ずっとバントをしていた一番打者がHR!このチームキャプテンとしての意地を見せてくれました。
このまま終われば五点差で勝利だったのですが・・・・・・(聞いたところ)残り時間30秒と言うところで次の回に入ることに。
そこで逆転されてしまいました。仕方がありませんね。
四回裏で燃え尽きてしまったのか、五回裏の攻撃で追い付くこともできませんでした。
五回表の守り。点差がかなりあったために「点数を取られても良いから確実に打者勝負」という指示が出ましたが、やはりピンとこなかったのでしょう。他の走者を気にして失策という場面が多かったように思えました。
この辺りは今後積まれていく経験の一つとなるでしょう。

この時点で一勝一敗。
当然ながら優勝はできませんでした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が!

〔二位決定戦(判定戦)〕

●白藤 0-1 ○広瀬北

判定戦1回表、失策により走者が二塁から三塁を蹴りましたが、ホームでアウトにしました。
危なかったです。
その後、三振、セカンドフライときっちり抑えました。
後は点数を取るだけの判定戦1回裏。送りバントをきっちりこなそうとしてくれた先頭打者。
そのバント処理のため送球が逸れて、そのまま決勝点となりました。

上記の結果から、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団、準優勝です!
おめでとう!
十分立派な成績です。

昨日の大会は色々と勉強になるとても良い試合ばかりだったと思います。
成功も失敗も含めて大事な経験です。
嬉しかったことは次にも活かし、悔しかったことは自分たちの中で反省し、どちらもしっかりと心に刻み込んでください。
失敗したことがない選手はいないと思います。
今回の失策は自分にも覚えがあるものがあって僅かながら苦い気持ちになりました。
しかし、彼らはまだまだ未来がある選手たち。可能性は無限大!
次はもっと良くなるように明日以降の練習にも身が入ることでしょう。

そして、どれだけの団員たちが意識しているかは分かりませんが、一昨日行われたAクラス戦。そして昨日行われたBクラス戦のメンバーで、12月に行われる大会、第6回宮日ジュニアソフトボール大会に挑むこととなります。
長所は伸ばして、短所はお互いカバーしあえるように協力、連携プレイも含めて練習して欲しいと思います。

昨日の監督の言葉
「難しいフライをとる技術を身に付ける」
「投手は走者がいる時の投げ方を考える」

走者がいると、守備は緊張します。ええ、本当に。物凄くするのです。
投手や捕手の緊張はそんな他の守備選手以上なのだろうなと毎回、思います。
「いつもどおり」「力を抜いて」「ボールを捕るだけ」それらをしたいのは当人が一番分かっていること。
それを指摘されて熱くなった頭が冷静になるか、それとも指摘されたことによってますます焦ってしまうのかはその時の状況、選手の性格により変わるかと思います。
因みに自分は「そんなことは言われんでも分かっとるわ!」と熱くなってしまう方でした。
声のかけ方はとても大切なので、選手たちがお互いに良い言い方を考えられると良いと思います。

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