2015年11月8日日曜日

移ろいやすい秋の空

本日11月8日(日)は、朝から曇り空だった上、一雨降り、どうなることかと思いましたが、試合が始まる頃にはすっかり上がり、汗ばむような天気に。
そんな天候の下、佐土原西運動広場にて行われた佐土原町域ソフトボール専門部主催の大会「ささやまスポーツ杯」。
その結果をどうぞ!

【Aクラス】

〔一試合目〕

○広瀬北 16-0 ●那珂

初回、先頭打者が綺麗なセンターへの当たりを放ち→二番打者がライトへ→送りバント→叩き付ける打撃とリズム良く点数を取ることができました。
しかし、ツーアウト満塁から点数を重ねることができなかったのが残念です。
三回表に良い当たり、好走塁が続きました。
四回表、七番、八番、九番打者が三者連続三塁打を放ち、その後も安打が続くなど全体的に良かったと思います。
続いて守備。
投手は一回裏に一安打を許しただけの好投でした。外野に飛んだのもその一打だけでした。奪三振数は5、無四球。
内野も堅い守りでした。
一回裏、ライナーをサードが落ち着いて処理。
逸れ気味の牽制球をファーストが身体を張ってしっかりキャッチ。
三回裏、セカンドとファーストの連携が光りました。
四回裏、難しい跳ね方をした打球をセカンドが落ち着いて処理してくれました。この打球は内野安打になってもおかしくなかったと思います。

〔二試合目〕

●広瀬西 0-5 ○広瀬北

バスターの利点(スイングをコンパクトにしやすい、バントの構えでボールの高さ確認可能)を使った速球投手対策を見せていただいた試合でした。
投手は14奪三振1四球。六回表はともかく三回表は失策かどうか判断に迷うところですが、外野へ転がることはなく、ほぼ打ち取っていたと言って良いでしょう。
攻撃は、一回裏に先頭打者がレフト前安打→送りバントで二塁へ→三塁へ進塁し→内野へ打ちファーストに投げた隙にホームを狙ってまずは一点先制。
そして、続く打者が見事なレフトオーバーのソロHRを打ってくれました。
二回裏、ツーアウト走者二、三塁を還せなかったのは惜しかったです。良い当たりだったのですが、残念ながらライナーとなってしまいました。
四回裏、ツーアウト二塁からセンター前の良い当たりが出ましたが点数に繋がりませんでした。残念!
五回裏、先頭打者のサード強襲の当たりがレフト線へ抜けました。この時の走りが物凄く良かったと個人的に思います。残念ながら場外へ出てしまったため二塁打扱いですが、速いの一言でした。
続く打者も出塁し、次打者がレフト前ヒット。
ワンアウト走者三塁で、四番打者がサードの頭を越える、かなり高いバウンドのレフト前ヒット。監督が「チームバッティングだ!」と褒めるほどの見事な当たりでした。

三角リーグで二勝したため、Aクラスは広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の優勝です。
おめでとう!!
この勝利は色々と実りも多かったのではないでしょうか。

【Bクラス】
〔一試合目〕

●那珂 1-4 ○広瀬北

投手は6奪三振でした。少しずつ慣れてきたかなと思いますね。
一回表から魅せてくれました。
セカンド方向に跳ねた打球をファーストが捕球、打球を追っていたセカンドが素早くファーストに入ってアウトに。
一回裏、先頭打者がセーフティバントで出塁、次打者も出塁し、ノーアウト二、三塁。外野への犠牲フライ絡みでまずは二点を先制。そして、四番打者がレフトへの痛烈なソロHRでさらに追加しました。
二回表に一点を返されてしまいましたが、投手が打たれての奪われ方ではないので、要練習ですね。
二回裏、ツーアウト三塁でライト前に良い当たりが出たのですが、良い当たりすぎました。もう少しだけ打球の勢いが弱ければ、打者は間に合ったと思います。惜しかった。
三回表、先頭打者を出塁させてしまい、続く打者がサード方向へ送りバント。完全に勢いが殺された打球をサードはダッシュして捕球、落ち着いてファーストに投げて打者はアウトに。そこで少し守備の乱れがあり、ワンアウト三塁。
そこで超美技が飛び出しました。セカンド、センター、ライトの間に落ちそうな打球をセンターがダイビングキャッチ!ノーバウンド捕球してくれました。六年生もビックリなプレーです。
三回裏、ワンアウト走者三塁で打球がサード方向に。走者が偽投に引っかかってしまったのが残念ですが、これも勉強、次は大丈夫!
そして、守備でこの試合大変だったのはショートです。毎回必ず打球が来ていました。

〔二試合目〕

●宮崎C 0-8 ○広瀬北

基本的に真っ直ぐに打ち返すことが上手いチームだったと感じました。ピッチャー返しは打撃の基本。投手の反応がもう少し遅ければ、ちょっと結果が違ったかもしれません。
その反応の良い投手は3奪三振無四球。
一回表、浅めのフライをしっかりセンターがノーバウンドで捕球。
少し当たりが良い打球をピッチャーが即捕球、落ち着いてアウトにしています。
一回裏、先頭打者が絶妙なセーフティバントで出塁→盗塁→ショートへの打球で三塁に進塁→セカンドへの打球でまずは一点。
ツーアウトからさらに二点を重ねました。
二回表、ピッチャーへのワンバウンドを落ち着いて捕球、アウトにしています。
二回裏、ツーアウトからセンター前、レフト前、ライト方向、センター前と続きました。そのまま五点追加です。
最後のショートゴロは仕方ないです。打球そのものは内野安打でもおかしくないような難しい跳ね方と勢いでしたが、あれは守備を褒めるべきところでしょう。お約束にしつつありますが、ひろきたソフト応援記録です。
三回表、少し速いワンバウンドをやはりピッチャーが落ち着いてアウトにしています。
ファウルボールをキャッチャーがしっかり反応してノーバウンド捕球してくれました。
そして、ややセカンド方向へのフライをファーストがしっかりノーバウンドでキャッチ、アウトにしました。
三回裏、交代した三年生たちが頑張りました。
四回表、交代したばかりの三年生セカンド。慌てながらもきっちりアウトにしています。
四回裏、二年生&一年生コンビ、しっかりバットを振りました。
五回表、またもピッチャーへのワンバウンドをしっかり捕球。この試合、四回もありました。
そして、ピッチャーの頭を越えるバウンドのセンター返しをされ、この試合初安打を許しましたが、次打者はショートへ打ち、二塁での封殺(フォースアウト)。
最後は、セカンドが落ち着いて捕球、ファーストでアウトにしました。

Aクラス同様、Bクラスも二勝!
しかし、Bクラスは今回も五角形リーグ。
二勝したのがまたも1チームありました。つまり・・・・・・・・・・。

〔優勝決定戦(判定戦)〕

○広瀬北 4-3 ●広瀬

毎度お馴染みノーアウト二塁スタートです。
判定戦一戦目表、先頭打者はしっかり走者を送って自分もセーフなバントをし、次打者は走者を還して自分もセーフなバントをしてくれました。
そして、鋭いレフト前ヒットで追加点。バックへの送球中に打者はしっかり二塁までという隙のない走りも見せてくれました。そこからさらに二点追加。
しかし、これは判定戦。流れによってはひっくり返ることも十分に考えられます。
判定戦一戦目裏。守備が乱れて一点を返されました。
そして尚もノーアウト走者二、三塁のピンチ。
しかし、ショートが落ち着いてファーストへ送球(この間一人生還)。
ピッチャーも落ち着いてファーストへ送球(この間さらに一人生還)と、走者を気にしない守備をして、一点差でツーアウト走者なしに。
最後はピッチャーが三振に打ち取りゲームセット!
勝つことができました。

Bクラスも優勝!
おめでとう!!
今月二回目のW優勝だ!!

調子が良かった団員も、やや落ち込み気味の団員もいるようですが、良い時も悪い時もあるのが普通の人間です。大人でも上がったり下がったりはあります。
学年や経験が近くて絶好調の団員と比較してしまってますます気分が沈んでしまうようなこともあるかもしれません。
でも周りは周り、自分は自分。調子の波の揺れ幅には個人差があるので、皆が一緒に上り調子というのは難しいとある程度割り切ってください。
毎日しっかり練習しているなら、沈んだ後は必ず浮きます。
深呼吸でもして心を落ち着かせた後は、ゆっくりでも良いので前に進むことをやめないでくださいね。

今日の監督の言葉
「まだまだ課題はある」
「試合と言うのは気迫を込めることが大事」
「ボール球をきっちり見分ける技術を身に付ける」

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