2016年11月14日月曜日

煽っていくスタイル

近年の広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の団員たちは基本的にあまり野次を飛ばすことはありません。
ボールカウント「3ボール」で神輿をかつぐような掛け声をあげるぐらいでしょうか。それも相手投手に対する言葉ではなく、打者に対する言葉だと思われます。
何年か前に慣れていない団員が他チームの冷やかしが入った応援を真似ようとしたことがあるのですが、先輩たちから「それは言ったらいけない」と注意が入るのを見たことがあるので、当人たちが意識して言わないようにしているようです。
「そんな言葉を口にしなくても勝つ」、「相手を動揺させるのは言葉ではなくプレースタイルだ」という考え方は素晴らしいと思います。「フォアボール」を「もうけ、もうけ」と言っていた人間にとっては眩しすぎる・・・。
ところが、昨日の試合は一味違ったようです。

「宮崎県スポーツ少年団秋季親善ソフトボール大会」が高千穂町総合運動公園にて行われました。
そちらの大会はいつもどおりでした。
ピンチでもチャンスでも相手を動揺させるような言葉らしいものはなかったと思われます。
表題は、帰宅ならぬ帰校後でした。
そこで、変則的紅白戦が行われたことは、昨日の当ブログにも記録しておりますので、内容についてはそちらをご覧ください。
Bチームの団員たちにもいつもどおりでした。
Aチームの先輩たちが変貌していたのは、大人たちに対してです。
投手に対して「ピッチャービビってる!」
打者に対して「見えてないよ~!」
・・・・・・・・・・あれ?すっごい、煽っている。
大人の空振りやミスもいつも以上に盛り上がり、大変楽しそうでした。
ある意味、小学生らしい姿だった気がします。
同時に普段、他のチームから言われている言葉も気にはなっているのだなとも思いました。

尚、大人たちの名誉のために何度も書いてますが、大人には逆打席に立つと言うハンデがありました。
今年の卒団式にも親子対決はあるでしょう。その時は恐らくハンデなし。
今回の紅白戦以上に盛り上がることでしょうね。
今から楽しみにしています。

個人的に紅白戦を見た感想として、四年生以下が良くなってきていると思いました。
試合によく出場する団員だけではなく、試合に慣れていない団員たちも大分、動けるようになってきました。
先輩たちもうかうかしていられませんね。
今後のさらなる成長を期待しましょう。

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