2017年8月28日月曜日

賛否両論あれど

今回の表題の意味は後ほど。

昨日8月27日(日)に、鹿児島県の日置市東市来総合公園にて行われた「こけけ旗争奪第18回南九州小学生選抜ソフトボール選手権大会」に出場しました。
朝、早くから起きて練習をしていた広瀬北ソフトボールスポーツ少年団。
その結果をどうぞ!


〔一試合目〕

●高山 0-3 ◯広瀬北

初回:先頭打者の当たりは内野に。掴んで落ち着いて処理するだけですが、緊張からか速い上に低く取りにくそうな送球をしっかりファーストが捕球しました。
次打者を出塁させてしまったものの、その盗塁を阻止!
二回表:2アウト走者一塁。打球はセカンドに転がりましたが、すぐ近くにいた走者に惑わず、しっかりファーストへ送球、アウトにしました。アウトカウントの理解、大事ですね。
二回裏:先頭打者が四球出塁→見事なセーフティバント→内野への当たりなどで1アウト満塁の大チャンス!
スコンと決まったスクイズで1点を先制しました。個人的にはそのバントより、その前のフェイクと思われる動きが良かったと思いました。だからこそ勝負所で綺麗に決まった気がします。決めた部分も勿論大事ですが。
三回裏:2アウトから出塁させましたが、二塁まで踏ませません。
三回裏:先頭打者が「なんであの球が?」というようなコースを外野オーバーのHR。
さらに1アウト走者一塁の場面。カウントは2ストライク1ボール。投球はチェンジアップ。打者は打たず。走者は・・・・、音もなく走っていました。いつの間にやら二塁に。
そして、2アウト走者二塁から連続でセーフティバントを決め、1点を追加しました。
さらに走者二、三塁で良い当たりでしたが、残念ながらノーバウンド捕球されてしまいました。
四回表:2アウト走者なしからセンターに返され、走者一塁→進塁で走者二塁となりましたが、最後はきっちり抑えました。
この試合、一回、四回のセンターへの当たりはともかく、二回、三回は2アウトから真っ直ぐピッチャー方向へ返され、外野に転がされています。
投手は7奪三振無四球4被安打。
こちらも安打数は同じですが・・・内容的にはまだまだです。
打って点数を取りにいきたい場面で打ち上げてしまうのはどうしてでしょうね?

〔二試合目〕

●吹上 0-2 ◯広瀬北

初回:1アウト走者なしの場面で、強く面白い回転の打球を・・・ピッチャーが手で掴んでファーストに投げてアウトにしました。
手で掴むような打球には見えませんでしたが・・・、彼の手は大丈夫だったのでしょうか?
一回裏:先頭打者が内野強襲の強い当たりで出塁→盗塁→きっちり決める送りバントで1アウト走者三塁のチャンス!フルカウントから右方向を抜く打球で走者生還、打者は二塁に。※あの当たりで三塁まで行こうとするのは危ないです。
さらに内野への当たりなどで1アウト走者二、三塁。守備を惑わすスクイズで1点を追加しました。
そこからさらに勢いに乗ることができなかったのは残念です。
チャンスの後にはピンチの二回表:1アウトから四球出塁→進塁で走者二塁に。打球はショートに転がり、ショートは走者をやや牽制しつつ一塁へ送球、さらにファーストは三塁へ送球しましたがそちらを刺すことはできませんでした。タイミング的には惜しかったです。
2アウト走者三塁。捕手は難しいボールを身体で止めるなどして守り、打者を打ち取りました。
三回裏:先頭打者が出塁。ノーアウト走者一塁から良い当たりでしたが、セカンドがジャンプでノーバウンド捕球しました。走者はよく飛び出さなかったと思います。
そして1アウト走者一塁から、二塁打!足の速い打者走者が前方の走者を追い立てるように走っていたのが印象的でした。
1アウト走者二、三塁のチャンス!に、打てなかったです。満塁だったり、2アウトなら多少は仕方ないかもしれませんが、1アウト走者二、三塁は点数が入る可能性がかなり高い場面です。大きな当たりを狙わず、叩きつけて確実な1点を狙って欲しいと思います。大きな当たりを狙うと力が入って打ち上げてしまう可能性が「大」です。そんな場面で大きな外野フライを狙えるような小学生はごく一部だと思います。
四回裏:先頭打者が出塁するなどで1アウト走者二塁でタイムアップ。個人的には後一人、待っていただきたかったです。守備専門選手が打席に立つところだったんですよ~!
投手は7奪三振1四球無被安打。参考記録ですが、ノーヒットノーランでした。

四角リーグで二勝!決勝トーナメントに出られるのは・・・2チームです。
今回は判定戦もなく決勝トーナメントに進出できました。
予選リンクリーグ結果
そして、再抽選の結果はこうなりました。
決勝トーナメント表
広瀬北ソフトボールスポーツ少年団は、一回戦免除です。
それを運が良いと考えるか、その分試合経験が減ってしまうと考えるかは表題のとおりでしょう。
結果として、準々決勝(ベスト8)となります。

〔準々決勝〕

△広瀬北 0-0 △瀬々串生見

宮崎県代表の「西池隼スポーツ少年団」さんとの対戦を観ていた時から感じていましたが思ったとおりとなりました。
地元の方々が口を揃えて「瀬々串生見ソフトボールスポーツ少年団」さんの投手はブラッシング(説明が長くなるので意味は割愛させてください)のキレが良いとのこと。
見事な速球投手でした。
「・・・・・・ウチも負けてませんよ?」との言葉を飲み込みましたが。
つまり、投手戦です。

一回裏:先頭打者の打球はショートに。かなり足が速い打者走者でしたが、送球は間に合いました。
二回表:かなり良いピッチャー返しでしたが、グラブに当たって弱まった分と転がった場所が内野手にとってカバーがしやすい位置でした。残念!
二回裏:1アウト走者なしから打球はセカンドに。しっかり捕球、低めの難しい送球をファーストもしっかり捕球、アウトにしました。
次打者がフルカウントからの四球出塁させてしまいましたが、盗塁を阻止しました。
三回表:2アウト走者なし。広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の初出塁は面白い打球を放った四年生でした。・・・先輩たち、負けないで!!
次打者は当たり損ねでも外野フライになる可能性が高い打者。
打球は大きく上がって外野へ。この時、走者が「2アウトはボールが飛んだら何も考えずに全力疾走!」をしていれば、1点を取れたなと一晩たった今でも悔やまれる部分ではあります。
高く上がった飛球を走者は少しだけですが見ながら走ってしまいました。アウトカウントの意識、大事です。
結果として、2アウト走者二、三塁までなりましたが点数には一歩届きませんでした。残念!無念!!
四回裏:先頭打者の強い当たりにサードは飛び付きましたがグラブに当たって外野まで転がりました。しかし、当たらなければレフト線を抜かれていた可能性もあった位置だった気がします。
ノーアウト走者二塁で打者は送りバントの構え。スリーバント目もありましたが、投手が投げ勝ちスリーバント失敗。
次打者は振り逃げ失敗でしたが、捕手の落球を見逃さずに走者は走りました。※捕手は冷静に打者をタッチアウトにしていましたが。
2アウト走者三塁。こんな場面だと過去の経験から色々考えてしまうのですが、投手は落ち着いて投げ、ファーストも打球をしっかり掴んで一塁を踏んで3アウト。
最終回は双方、出塁できずに試合終了。どちらも無失点無得点という状況。
投手は8奪三振(スリーバント&振り逃げ失敗含む)1四球1被安打。
こちらは7三振無四球2安打でした。

大会規定では、決勝トーナメントで引き分けの場合は(決勝戦を除き)判定戦ではなく抽選。
その結果・・・・・・・・・・・・・負けました。5-4だったらしいです。
表題のとおり、その決着に賛否両論あれど、ルールはルール。点数を取るべき所で取ることができなかったことが何よりの敗因と言えるでしょう。
泣くに泣けない・・・・・・。
その後の大会結果は残念ながら分かりませんが、南九州各地区の予選を勝ち抜いた小学生チームによる選抜ソフトボール大会。
他にも強いチームがあったことでしょう。是非とも戦って欲しかったです。

今大会は45分試合ということもあって、かなり珍しい打順でした。
しかし、大事なのは打順ではなくその場面での役割だと思います。
場面に応じた打ち分け、走り方の練習しているので、それを試合でしっかりと活かして欲しいと思います。
そして!
そう言った意味でも広瀬北ソフトボールスポーツ少年団は残念ながらまだまだだということも分かりました。
成長の伸び代に期待して今後も頑張って欲しいと思います。
六年生はソフトボール生活も残りわずかです。悔いを残さぬように一生懸命頑張って下さい。今大会の打率に関しては、聞きたくない団員もいることでしょう。
五年生は後一週間で大きな大会の予選です。六年生に頼らず自分たちがこれからの広瀬北ソフトボールスポーツ少年団を引っ張るつもりで練習に臨んでください。
四年生はこれからどんどん試合に出ることが増えます。先輩たちを追い越す勢いで練習してください。
三年生以下はどこかのんびりした印象はありますが、一緒に練習している以上、確実に力はついています。
周りを和ませながらも先輩たちをゴボウ抜きして驚かせてくれることを期待します。
まだまだ課題が多いということは、これから伸びるということでもあります。
日々の練習に気合を入れてしっかり学んでくださいね。

最後になりましたが、今大会の関係者の皆さまもありがとうございます。
そして、暑い中での運営、お疲れさまでした。
今大会に参加するのは初めてだったこともあり、いろいろとおご迷惑をおかけすることもあったかとは思います。
団員、保護者ともに良い経験をさせていただき、ありがとうございました。

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