2017年11月25日土曜日

捲土重来(けんどちょうらい)

表題がそのまま本日の結果に近しいので、意味は後ほど。
本日11月25日(土)は清武総合運動公園、サンスポーツランド高岡、高岡交流プラザにて「第12回木村拓也・黒木屋旗争奪ソフトボール大会」が行われました。
選手宣誓ではなく、親子宣誓という珍しい誓いの言葉から始まった開会式。
開会式終了後に始まる大移動。
大会関係者及び、移動したチームは本当にお疲れさまでした。
本日の広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の結果をどうぞ!




〔第一試合〕

◯小戸第二RS 5-1 ●広瀬北

<初回>
先頭打者がヒット→盗塁→バント処理の失敗でいきなり1点を奪われました。
ノーアウト走者二塁→四球などで1アウト走者一、二塁。
ワイルドピッチで走者スタート!三塁への送球が逸れて、後ろに転がり走者が一人ホームイン。
さらに四球などで2アウト走者一、二塁。
センターへの二塁打で1点を追加されました。
<二回表>
1アウト走者なし。
センターへ返され、やや打球処理にもたつき三塁打に。
1アウト走者三塁。
スクイズでファーストはバックホームしましたが残念ながら、間に合いませんでした。
個人的には、一塁へ投げた方が良かったかと思います。
1アウト一塁。走者は盗塁をしましたが、阻止成功。
<二回裏>
先頭打者がヒットで出塁→送りバント→内野への打球などで2アウト走者二、三塁。
残念ながら、後一打が出ませんでした。
<三回表>
先頭打者が一二塁間を抜きましたが、ライトが一塁へ送球、アウトにしました。
<三回裏>
先頭打者は打ち上げましたが、三塁まで走りました。
ノーアウト走者三塁。個人的に、ここで前進守備にさせないのが凄いと思いました。
点差が4点もあったので、1点を失っても確実に打者をアウトにしていく方向ということでしょうね。
次打者は、右方向へ転がし、走者を生還させました。
<五回表>
先頭打者がヒットで出塁→進塁などで1アウト走者二塁。
打ち上がった打球はファウルでしたが、セカンドが懸命に走ってノーバウンド捕球。
走者はタッチアップをして三塁まで。
2アウト走者三塁→守備の乱れで走者を生還させてしまいました。
<最後の攻撃となる五回裏>
先頭打者が綺麗なヒットで出塁→内野ゴロ→進塁などで2アウト走者三塁。
残念ながら点数を取ることができませんでした。

攻守ともに随所で痛いミスが見られた試合でした。
投手は8奪三振2四球4被安打。
記録者によると失策数は被安打数を越えております。
攻守ともに投手を助けてあげて欲しいと思います。

そして、そのまま連戦です。
〔第二試合〕

●広瀬北 0-1x 宮崎本郷S

<初回>
先頭打者が痛い出塁をしましたが、盗塁を阻止されました。
<二回表>
1アウト走者なしから四球出塁などで2アウト走者一塁。
内野安打で走者は三塁、打者は二塁まで進塁しました。
2アウト走者二、三塁。残念ながら打ち上がり、点数には繋がりませんでした。惜しかった。
<二回裏>
2アウト走者なしから打ち上がった打球が落ちて出塁。声掛けは本当に大事です。
2アウト走者一塁。ショートが捕球しましたが、送球がやや逸れて落球、ベースから足も離れてしまいました。
しかし、投手が踏ん張り次打者を三振に。
<三回表>
1アウト走者なし。内野へ打って走者一塁→四球で1アウト走者一、二塁に。
そこで内野に打ち上がり、ご存知インフィールドフライ。(2アウト時以外で走者満塁か一、二塁時にバントを除く内野守備者が捕球可能な飛球が上がった時点で結果に関係なく打者がアウトとなるルール)。
しかし、守備が落球したため、走者は進塁しました。
2アウト走者二、三塁となりましたが残念ながら点数には繋がりませんでした。
<三回裏>
1アウト走者なしからセンターに返され走者一塁→内野安打。個人的にはナイスショート!
1アウト走者一、二塁。二塁走者の盗塁を阻止しました。
<四回表>
1アウト走者なしから内野安打で出塁→盗塁→四球→進塁などで2アウト走者二、三塁。
残念ながら、点数には繋がりませんでした。
<最後の攻撃となる五回表>
2アウト走者なしからヒットで出塁→さらにヒットで走者は三塁まで。
2アウト走者二、三塁となりましたが、残念ながら点数には繋がりませんでした。
<しっかり守りきりたい五回裏>
先頭打者を四球出塁→送りバント→四球などで2アウト走者一、二塁。
浅めの飛球にライトが突っ込みましたが捕球できず、走者が還って試合終了。
負けてしまいました。

この試合は本当に見ていて辛かったです。
選手たちの声が後半、守備からもベンチからもほとんど聞こえませんでした。
五回50分という短い試合でしたが、最終回は時間を気にしなくて良かったので、もっと力を抜き、余裕を持てるよう声を掛け合っても良かったかもしれません。

四角パートで2敗。このまま、予選敗退かと思われましたが、今大会はパートごとの総当たり戦というかなり珍しいものでした。
四試合が終わった時点で2勝が1チーム(予選突破確定)、1勝1敗が2チーム、2敗が1チーム。
総当りなので、残り1チームが引き分け以上で抜きでるか、3チームが並ぶかという状況。
五試合目、六試合目を同時に行い、判定戦ではなく総失点差で勝負が決まることになったようです。
この時点で2敗していた広瀬北ソフトボールスポーツ少年団はまさに崖っぷち。
背水の陣で、最後の試合に望みを託すこととなりました。
試合会場も野球のマウンドがあったBコートから平らなDコートへ移されます。

〔第三試合〕

●田野SB 0-10 ◯広瀬北

<一回裏>
先頭打者が初球を捉えて出塁→盗塁→ヒット。
ノーアウト走者一、三塁。
一塁走者はスタートし、打者は初球狙いのヒットエンドラン。打球は打ち上がりましたが、外野の間に落ち、三塁走者がホームイン!
二塁走者は三塁を蹴りましたが、挟まれ、送球間にホームイン。
打者走者はその間、三塁まで進塁しました。
ノーアウト走者三塁→ライトゴロ。打者の尊い(?)犠牲により走者は生還しました。
<二回表>
2アウト走者なしから四球出塁しましたが盗塁を阻止しました。個人的にはナイスショート!
<三回裏>
先頭打者がポテンヒットで出塁→盗塁&進塁でノーアウト走者三塁のチャンス!
ヒットを放ち、走者生還、打者は二塁まで。
ノーアウト二塁でさらにヒット!二塁走者は三塁を蹴ってホームに向かいましたが、惜しくもタッチアウト。打者は二塁まで進塁。
1アウト走者二塁。
右方向への内野ゴロ。打者はアウト、走者は三塁に・・・から、ホームへ全力疾走!一部の選手たちがアウトカウントを間違えベンチに引き上げようとしてしまったようです。そこを見逃さなかったのは流石、主将!
2アウト走者なし。
初球セーフティバントが見事に成功!→盗塁→スラップで内野安打。2アウトで三塁を蹴っていた走者は生還、打者も二塁まで進塁しました。
<四回裏>
1アウト走者なし。
良い当たりで内野安打!個人的には相手セカンドを褒めたいところ。抜けたかと言うような当たりをよく止めたと思いました。ひろきたソフト応援記録です
1アウト走者一塁→内野に打つなどで2アウト走者満塁。打球は外野を抜けHR!
さらに次打者がヒットで出塁→四球で走者一、二塁となりましたが、これ以上の得点はできませんでした。
<無得点で終わらせたい五回表>
投手が好投!三者連続三振として試合終了。
勝つことができました。
投手は9奪三振1四球無安打。四球を一度出しただけのノーヒットノーランでした。

この試合は始めから終わりまで、しっかり守備もベンチも声が出ておりました。
雰囲気も午前中の2試合とは全く違って、まるで別チーム・・・いや、ようやくいつものチームに戻った印象だったのは自分だけだったでしょうか。

すべての試合が終わったところで1勝2敗が3チーム並びました。
その結果・・・・・・・・広瀬北ソフトボールスポーツ少年団はなんとか、予選を通過できたそうです。
総当たり戦でなければ、2敗の時点で敗退でした。
正直、運が良かったとしか言いようがありません。
そして、表題「捲土重来」とは一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返すことの例えとして使われる四字熟語です。
「捲土」とは土煙が巻き上がることで、勢いが激しいこと。そして、「重来」は再びやって来るという意味。
分かりやすい「起死回生」や「九死に一生を得る」「首の皮一枚」などと迷いましたが、あえてあまり見慣れない言葉にしてみました。

結果として、なんとか予選を通過できた広瀬北ソフトボールスポーツ少年団は、12月16日(土)に大淀川市民緑地運動施設田吉コートにて行われる予定の本選に出場することができます。
再抽選の結果、「檍小ソフト」さんと対戦することが決定しました。
後悔のないよう、全力でぶつかりましょう!
尚、広瀬北ソフトボールスポーツ少年団の結果以外及び本選の抽選結果はいずれ宮崎リトルリーグ小学生ソフトボール連盟ブログにて掲載されると思いますのでそちらをご覧ください。

さて、今大会が12月3日(日)にKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園などにて行われる「第8回宮日ジュニアソフトボール大会」前の最後の試合でした。
・・・・・・・・最後の試合で勝てることができて、本当に良かったと思います。
泣いても笑っても県内チーム勢揃いする最後の大勝負!
約一週間後となりましたが、悔いを残すことがないよう、全力で練習に取り組んでくださいね。

0 件のコメント: